お問い合わせ

ガバナンス
構成

LG CNSの取締役会は、定款に基づき、会社の重要な経営事項および業務執行に関する意思決定と、取締役の職務執行を監督する意思決定機関です。LG CNSは、取締役会の傘下委員会として監査委員会、内部取引委員会、社外取締役候補推薦委員会、ESG委員会を設置しており、各委員会の委員長はすべて社外取締役で構成されています。一方、LG CNSは、取締役会の独立性を一層強化し、牽制と均衡の機能を拡大するため、その他の非常勤取締役を取締役会議長に選任し、長期的かつ持続可能な成長の実現を目指しています。
 

▶経営情報はこちら

委員会の運用
監査委員会

LG CNSの監査委員会は、会計監査、業務監査および取締役の職務執行の監査を通じ、内部統制のための積極的な役割を担い、外部監査人の独立性の維持と非監査業務に対する事前承認手続きを運用しています。LG CNSは、監査委員全員を社外取締役で構成することで独立性を確保し、会計・財務の専門性を備えた監査委員長を中心に、定期的な教育を通じて監査機能を強化しています。

内部取引委員会

LG CNSの内部取引委員会は、関係法令に基づき、取締役会の承認が必要な系列会社間の取引を審議しており、商法上の筆頭株主および特別関係人との取引、公正取引法上の私益追求規制となる取引、その他法令上取締役会の承認対象となる内部取引などを審議します。LG CNSは、会社の内部統制を強化して取引の公正性および会社経営の透明性を向上させるため、内部取引委員会の委員全員を社外取締役で構成しています。

社外取締役候補推薦委員会

LG CNSでは、商法と定款の規定に基づき、社外取締役候補を推薦するための社外取締役候補推薦委員会を設置・運用しています。LG CNSの社外取締役候補推薦委員会は、社外取締役の選任および委員会の運営における公正性と独立性を確保するため、社外取締役候補推薦委員会規程に基づき、社外取締役3名とその他非業務執行取締役2名で構成、委員の過半数を社外取締役としています。

ESG委員会

LG CNSでは、ESG経営を強化し体系的に取り組むため、社外取締役全員と代表取締役で構成されたESG委員会を運営しております。また、委員会の独立性を確保するため社外取締役を委員長に選任しています。LG CNSのESG委員会は、コーポレートガバナンスの透明性向上、社会的責任の履行、株主価値の向上に向けたESGポリシー・戦略を策定し、中長期目標の設定とその達成状況を定期的に点検するとともに、重大課題を含むESG全般の事項について定期的に報告を受け、主な案件について審議し議決しています。

● 委員長 ○ 委員

区分氏名性別監査委員会内部取引委員会

社外取締役候補

推薦委員会

ESG委員会
社内取締役

ヒョン・シンギュン

男性

  

その他非業務執行取締役

(取締役会議長)

ハ・ボムジョン

男性   
その他非業務執行取締役

キム・ヨンファン

男性   
社外取締役

イ・インム

男性
イ・ホヨン男性
イ・ソンジュ女性 
チョン・ファン男性 

※ 2025年8月現在

コンプライアンス体制

LG CNSでは、コンプライアンスリスクの予防と体系的な管理のために、CFOの主管のもとでコンプライアンス・コミッティーを構成し、運営しています。コンプライアンス・コミッティーは、各分野のリスクオーナーや主要組織の役員、事業部企画チーム、海外法人などで構成されており、四半期に1回の会議を通じてリスク予防計画の策定、点検、主な課題についての協議等を行っています。コンプライアンスチームは、コンプライアンス関連ポリシーの策定、コンプライアンス・コミッティーの運営、社内PRなどを通じて、LG CNSのコンプライアンス・プログラムが円滑に実施されるよう支援しています。また、コンプライアンスリスクを担当するリスクオーナーは、腐敗防止、公正取引、人事・労務、IR、下請負、安全・保健・環境、個人情報の保護などの主な分野において、リスク予防計画の策定、点検、および改善活動を主導しています。

プロセス

LG CNSのコンプライアンス・プログラムは、会社のコンプライアンス経営哲学が事業全般に浸透し、実質的に機能することを目標に運用されています。取締役会の決議により選任された準法支援人(コンプライアンスサポーター)は、コンプライアンス統制基準で付与された権限と責任に基づき、法的リスクの評価、コンプライアンス教育、点検など、全社的なコンプライアンス統制体系を総括しています。また、外部専門機関からコンプライアンス統制基準の遵守状況および統制体系の有効性について定期的に評価を受けており、その結果は取締役会に直接報告されています。コンプライアンス管理規程には会社と役職員のコンプライアンス責任および義務が明記されており、各リスク管理分野ごとのリスクオーナーの役割と、コンプライアンス・コミッティーの構成、運営原則が含まれています。LG CNSは、識別された法的リスクに関するリスクプロファイルに基づいて常時モニタリング体制を運営し、教育・点検・コンサルティングなど予防中心のプログラムを通じ、リスクの発生を事前に遮断することを目指しています。発生可能性および影響度が高いキーリスクについて、集中的に管理しています。

コンプライアンス統制体制

LG CNSは、一層強化されたコンプライアンス統制体制の構築を目指し、IR分野のリスク管理を含む主な法的リスクに対する体系的な評価・管理能力を強化しています。特に、主要海外法人のリスクプロファイルを構築し整備することで全社レベルでのリスク統制の高度化を図り、コンプライアンス点検の実効性を高め、役職員向け教育プログラムを強化するなど、予防中心のコンプライアンス文化を定着させています。これらの取組みを通じて、より一層高度化された統合的なリスク管理能力を継続的に確保していくことを目指します。

コンプライアンスの自主的な遵守
コンプライアンス教育

LG CNSでは、全役職員のコンプライアンスに対する意識向上のため、様々なコンプライアンス教育を定期的に実施しています。特に、お客様と直接コンタクトする営業職群と海外駐在員を対象に定期的な教育を行っており、公正取引関連教育を通じて談合予防や法令改正に伴う留意事項を案内しています。また、協力会社との公正な取引文化の定着と共生協力の強化のため、取引時に遵守すべき事項に関する教育も並行して行っており、役職員が関連法規を正確に理解し実践できるよう、実効性重視の教育体系を継続的に高度化しています。定期的に実施されるコンプライアンス教育は、受講率目標を設定し管理しており、全社レベルでコンプライアンス意識を浸透させるための中核的な手段として運用されています。

国内外における立法・規制モニタリング

LG CNSは、急変する事業環境と国際情勢に先制的に対応するため、会社の事業領域と関連する国内外での立法・規制の動向を常時モニタリングしています。主要法令の変更が会社に及ぼす影響を分析し、経営陣に対して立法動向レターを提供することで、戦略的意思決定およびリスク対応能力を支援しています。

腐敗防止活動

LG CNSは、全構成員が原則と基準に基づき公正かつ透明に業務を行い、贈賄など不正な手段で事業を取得・維持せず、実力と誠実さに基づいて競争する「正道経営」の原則を徹底して遵守しています。全役職員は、毎年初営業日に不正請託、金品提供、第三者を通じた腐敗行為禁止など、国内外の腐敗防止法令遵守に関する誓約に同意し、会社の反腐敗方針に対する理解と実践意思を強固にしています。また、米国などの主要国で腐敗関連規制が強化される国際的潮流に対応するため、LG CNSでは腐敗防止規定に海外事業に関する留意事項を反映しています。さらに、海外事業において一層強化された事前点検手順を運用することで、国際反腐敗リスクに対し先制的対応体制を構築しています。

<各リスク管理分野における主な活動の内訳>

人事・労務

労働環境モニタリングなど

IR未公開重要情報利用行為の予防など
下請負協業リスクに関するオンライン教育
新規プロジェクトガイドの提供・点検など
安全・保健・環境事業場、プロジェクト安全点検など
個人情報保護個人情報受託企業の点検など
社内公正取引文化の拡散

業務プロセスの改善

  • 公正取引法、下請負法審査指針などの改正・施行時に変更点を業務プロセスとシステムに迅速に反映し、構成員へ周知することで法令改正を熟知していなかったことによる違反行為の発生を防止
  • 協力会社との公正な取引のため、内部プロセス点検と改善

オン・オフライン教育およびモニタリング実施

  • 公正取引に関する認識の拡大に向け、構成員を対象に談合予防、下請負関連の遵守事項と最新動向に関するオン・オフライン教育を実施
  • 公正取引法違反行為の発生を防止するためのモニタリングを行い、公正取引リスクの予防と管理を推進

公正取引ポータルの運営

  • 「公正取引の紹介」、「競合他社の従業員との接触申告」、「技術資料提供要請」、「コンプライアンスガイド提供」などのコンテンツを提供
  • 公正取引関連法規を遵守して業務を行えるよう法令改正内容も提供

カルテル防止実践誓約

  • 毎年1月に全構成員が「カルテル予防実践誓約書」に署名
  • 競合他社従業員との接触を原則禁止とし、やむを得ない接触時には事前・事後申告を義務付けて談合と疑われる恐れのある状況を防ぐ
CEO Commitment

LG CNSの役職員の皆さん、代表取締役社長のヒョン・シンギュンです。

不確実な経営環境の中でも、圧倒的な競合優位を確保するため、国内外事業の第一線で汗を流してくださっている役職員の皆さんのご尽力に、心より感謝申し上げます。

2月に予定されている上場に合わせ、当社は上場企業としてのコンプライアンス経営体系を備え、社会的責任と義務を果たしてまいりたいと考えております。

コンプライアンス経営は、役職員に対する教育および予防活動を通じて遵法文化を定着させることを目的とし、会社と構成員を保護するための強力な手段となる重要な意味を持ちます。また、コンプライアンス経営は、市場でのリーダーシップを持続的に確保し、未来に備えるために決して軽視できない重要な経営原則であり、新年のご挨拶でお願い申し上げた「AXリーダーシップの確保」、「未来準備」「事業方式の革新」を実践するうえでも、不可欠な要素です。

当社はすでに2014年からコンプライアンス・プログラムを導入し、すべての国・地域の法令と規制はもちろんのこと、内部規程を遵守するためのリスク予防活動や役職員向け認識向上教育を持続的に実施してまいりました。また、2024年からはコンプライアンスサポーターの選任、コンプライアンス統制基準の策定、コンプライアンス点検の実施など、上場企業として求められる水準のコンプライアンス経営を自ら実践してきました。

役職員の皆さん!

経営陣を含むLG CNSのすべての構成員は、業務にあたり必ず関連法令を遵守しなければならず、いかなる場合でも例外は許されません。

小さなミスや一瞬の誤った判断、慣れや油断による思考が、これまで積み上げてきた成果とお客様からの信頼を損なうだけでなく、会社の存続すら脅かす状況へとつながり得ることを、私たちはよく理解しているはずです。
これまで軽視したり、当然と考えて見過ごしてきた事項についても、コンプライアンスの観点から丁寧に確認していただくようお願いいたします。会社は、常時点検と教育を通じて、自律的な遵法文化が根付くよう取り組んでまいります。

当社のコンプライアンス経営への積極的なご参加をお願いするとともに、より良いLG CNSの未来を共につくっていきましょう!

2025年1月21日 CEO ヒョン・シンギュン
体系的なリスクマネジメント

LG CNSは、グループ全体のリスクマネジメント方針に基づき、全社レベルのリスクマネジメント委員会を運営しています。リスクマネジメント委員会は、全社のリスク対応方針を決定し、各部署の対応体制を点検するなどリスクマネジメント体制全般を審議・決議する社内最高意思決定機関です。効率的な運営のため、CROを委員長とし、各リスクオーナー組織の主要役員を委員として構成し、定期的に会議を開催しています。

プロセス

LG CNSは、グループ全体のリスクマネジメント標準フレームワークに基づき、Plan-Do-Check-Act(計画–実行–点検–改善)のプロセス全体にわたり、リスクの予防から対応、復旧まで全社プロセスを運営し、実効性確保のためのシミュレーションを定期的に実施しています。リスクが発生した場合、リスクレベルに基づいて直ちに分類し、全社または分科主管の体制が適切に稼働し、初期対応、状況改善、段階調整など、状況終息までの段階別の措置を取ります。これにより、全社レベルで統合されたメッセージの周知と迅速な対応を実現し、各関連組織の役割を明確に区分して協業することで、リスクの対外的拡散を最小化します。リスク終息後は、根本原因を分析して再発防止策を策定し、正常化段階まで徹底管理するとともに、学習に基づく継続的な改善活動も並行しています。
 

方向性

LG CNSは、品質・情報保護など多様な危機項目に対応するため、リスクレベル別の判断基準と手順を自社環境に合わせて持続的に改訂・補完しています。特に、事業および企業の評判に重大な影響を及ぼし得る事案を重大リスクに分類し、主要リスク要素に基づく被害レベル、ステークホルダーへの影響、問題の拡散性などを総合的に考慮し、全社的なリスク対応体制の発動可否を決定します。また、グループ全体のリスクマネジメント体制における標準モデル成熟度チェックリストを活用し、リスクマネジメント体制のレベル(成熟度)を定期的に点検しており、リスクマネジメント委員会の運営、全社シミュレーションの実施、構成員の認識向上活動などを通じ、リスクマネジメント体制を継続的に強化しています。

事前準備活動
主要リスク要素の管理

CRO傘下のリスクマネジメント事務局は、毎年グループ標準を準用して事業展開に重大な影響を及ぼし得る主要リスク要素を選定し、LGクライシスマップを管理しています。さらに、毎年全社リスクマネジメント規程およびマニュアルを継続的に改訂し、構成員に共有することで、リスクマネジメントの認識向上活動も展開しています。

リスクマネジメント情報システム(CMIS)の運用

LG CNSでは、リスク状況に対する迅速な対応と体系的な管理のため、リスクマネジメント情報システム(CMIS, Crisis Management Information System)を構築し、全社的に運用しています。CMISは、事前に定義されたリスクマネジメント標準と手順に基づき、問題発生時に関連部署・構成員、持株会社へ迅速に状況を伝え、対応結果を統合的に管理・モニタリングする体制として活用しています。

<リスクマネジメントシステム(CMIS)の画面>

全社リスク対応シミュレーションの実施

LG CNSでは、全社レベルのリスク対応能力強化のため、関連組織が共同で参加するシミュレーションを実施しています。これを通じてリスク対応プロセスと内部コミュニケーション体制を継続的に点検しており、シミュレーション終了後は学んだ教訓(Lesson & Learned)を通じて改善点を抽出し、完成度を高めています。今後も実際に起こり得るシナリオに基づき、構成員のリスク状況への対応能力を継続して向上させていく予定です。

<全社リスク対応シミュレーションの様子>

ページトップへ