LG CNSは、韓国企業としては初めてSAPアジア太平洋地域戦略サービスパートナー（Regional Strategic Service Partner, RSSP）イニシアチブメンバーとなりました。このパートナーシップを基盤にSAPと技術面及び全事業領域において緊密に連携しています。また、SAPグローバル・テクニカルエンジニアによる専門サポートを通じ、次世代ERPプロジェクトの実施中に発生する問題への迅速な対応が可能です。さらに、LG CNSのSAP技術専門組織が提供する「SAP Technical Enhancement」サービスにより、競合他社との差別化を図ったカスタマーバリューを提案します。

SAPは、財務、サプライチェーン、調達、人事、営業・マーケティングなどの顧客のビジネスに特化した各領域に新技術を取り入れた専門ソリューションを提供します。LG CNSは、SAPのLoB（Line of Business）ソリューションの導入やS/4HANAとの連携支援が可能で、これにより、企業のビジネス競争力を強化し、デジタルトランスフォーメーションの加速をサポートしています。

LG CNSは、想定外の災害やIT障害が発生した場合でも、ERPシステムを停止させることなく運用できるERP運用方法論を有しています。多層のセキュリティ体制と定期的なセキュリティ点検、災害復旧（Disaster Recovery, DR）テストやびシミュレーションの定期実施、データ損失に備えた定期バックアップと迅速な復旧システムの構築なども、LG CNSなら方法論のガイドや経験に基づき、円滑に準備・対処することができます。

海外展開を推進する企業は、グローバルERPの運用経験が比較的不足し、本社同等の運用や現地要件への対応に苦戦しています。LG CNSは、100以上の国・地域におけるERP構築、普及、運用経験とノウハウを有しており、LG CNSの海外法人SAP運用センターを通じて、国内・海外におけるリアルタイム統合サポート体制を構築し、多言語サポートと24時間安定的なサービスの提供を実現します。

毎年続く人件費上昇により運用コスト負担が増大する従来の固定人材基盤の運用モデルから脱却し、LG CNSでは、SAP業務及び技術専門家で構成された専門デリバリーセンターを設立しました。これにより、サービスの使用量に応じてコストが算定される「業務量ベースITO課金システム」を提供します。お客様は、ご予算やITサービスの特性に合わせて、Dedicated（専用）、Shared（共有）、Hybrid（ハイブリッド）の中から運用モデルを選択できます。

LG CNSではお客様のニーズに合わせたITコスト最適化コンサルティングサービスを提供しており、変動費モデルの策定サービス、体系的なSLAの策定と管理サポートなどを通じ、持続可能なコスト削減と運用の最適化を実現しています。

LG CNSは、急変するマーケット環境の中で、AI技術の戦略的導入でビジネスの運用効率を最大化します。最新のAX技術をもとに、お客様のニーズに合わせた運用ガバナンスとサービスを提供し、ERPシステムの高度化と生産性の向上に貢献します。お客様は、LG CNSとの戦略的パートナーシップを通じてデジタルトランスフォーメーションを実現し、最新ITトレンドに基づく戦略的な意思決定体制を構築できます。また、ITシステムの改善案やLG CNSのITシステム運用におけるイノベーションの事例を通じて、未来市場をリードするための最適化された経営革新体制と応用システムモデルを提示します。

複雑化するビジネス環境とデータ処理量の増加に伴い、ERP運用にはAI技術の導入が不可欠です。AI技術は、機械学習（Machine Learning）、自然言語処理（Natural Language Process, NLP）、予測分析などの技術を活用し、ERPシステムをよりスマートに運用できるよう支援します。LG CNSは、S/4HANAにAIと業務自動化（Robotic Process Automation, RPA）技術などを取り入れ、自然言語基盤のリクエストに対するリアルタイムな情報提供、領収書・送り状・契約書などの文書認識の自動化などを通じて、ヒューマンエラーを軽減し、業務効率を高めます。

また、「Easy Guide」を通じて、ERP運営者、開発者、企業のPI（Process Innovation）担当者が活用できるガイド文書を統合管理し、文書の体系管理やダークデータの最小化、引継ぎ期間の50％短縮を実現し、運用コストを削減します。